『自然への感謝を忘れない菓子創りから生まれた神戸の銘菓』
厳選された素材だけを用い、創業以来の真心と伝統の製法で1枚1枚丹念に焼き上げる神戸の銘菓「瓦せんべい」。
時代は移っても変わることのないこの味、この姿。
亀井堂本家が伝えるせんべいの名品「瓦せんべい」をどうぞご賞味ください。
「瓦せんべい」は、唐の時代に中国に渡った弘法大師空海が、皇帝に招かれた席で食したせんべいに感銘を受け、帰国後伝えたのが始まりと言われています。
「瓦」というネーミングの由来は、神戸・湊川神社に、氏子たちが瓦を寄進した際の記念に売り出されたとする説と、源平時代の神戸生田の森の合戦での勇者、河原太郎・次郎の姓をとって「河原せんべい」が作られたという説とがあります。
また、独特の焼印を押すというのは戦国時代に戦場において、家臣の大きな手柄に対し、武将が瓦の破片に紋印を描いて渡し、後でその瓦の数に対し恩賞を授けたという故事から始まったという説があります。
いずれにしても「瓦せんべい」は神戸の地で生まれ、歴史と伝統に息づく銘菓として広く愛され続けているのです。